昨日から、Tour de France 2006がはじまったわけですが、プロローグ直前、ドーピング疑惑で、トップ選手が次々とレースを去るという大スキャンダルの中ツアーが始まりました。
私達、今年は比較的のんびりとレース情報眺めていたのですが^^;、朝の(目覚まし)ラジオでヤンとバッソがレースに出ないという放送で飛び起き、何が起こったのか検索。
その時点では、アメリカの新聞でもほとんど詳細がわからず。。。。でしたが、とりあえずニュース追いかけてわかったことだけ、ちょっとまとめてみます。
- レース数週間前スペインで、ツアー選手らにドーピングの噂
この時点で、チーム監督と選手の半数以上にドーピング疑惑のあったチームA stana-Wurthは、ツールドフランスへ招待を取り消されるのでは、という話もあったようですが、情報がニュースなどから漏れたもので、スペイン政府からのものではないとし、Astana-Wurthはツールドフランスへ参加。
- レース直前の木曜日夜、スペインの関係者からレース組織へ、スペイン警察の調査報告が提出される。
- 金曜日、レポートを受け取った各チームは、レポートに名前のあがった選手のレース出場を(この時点で)保留
- レース組織は、(レポートに名前のあがった選手を出場保留にしても)既に公表されている選手以外の代替は認めないと、この時点でチームの最小構成人数の6名を確保できなかったAstana-Wurthはレース不参加に。
- 土曜日朝、レース開始。
木曜日の夜に提出されたというレポートがどんな内容か明らかにされず、金曜日の朝になって、今年の有力候補の選手がどんどん出場保留。
名前のあがった選手達が本当に薬物を使用したのかどうかもわからないのに、何故組織はこんなに早く決定を出すの??? チームや監督は選手を守ることもせず、どうしてこんなに簡単に組織の決定に従うの??? というのが、ニュース追いかけている間の私の疑問でした。
が、その疑問は、UCIのサイトに辿り着いて一気に解決。
自転車レースの国際化や選手の質の向上を目指すこの組織は、一方でアンチドーピングの姿勢を強く出し、40年以上もドーピング問題に取り組んできているようです。
で、そのルールは、薬物の効用が出ようが出まいが、薬物を使用することを禁止することは勿論、その試みがあっただけでも駄目、という厳しいもの。
だから、ニュースの中に 『彼らは無実かもしれない』 なんてコメントもあったわけです。
バッソのチーム監督は、
『僕はバッソを信じているけれど、彼がチームドクター以外のドクターと会っているのは既にチームとの契約違反』
と、これまたきっぱり。
プロであるということは、その秀でた才能を存分に生かすと同時に、プロであるが故の厳しい契約や規則にも従わなければいけないんですね。
ヤンやバッソが去ったのはとても、とても残念ですが、規約にここまできっぱりと書かれていると、この措置も何となく納得できます。
これに抵触すると、最低2年ツアーに参加できなくなるようですが、リストの中に、ドーピングの疑惑でチームを追放されたタイラー(多分今年が2年目の期限だったはず・・・・)の名前もありました。 これで、またひっかかってしまうと、彼のプロサイクリストとしての経歴は終わってしまうような気がします。
こんなスキャンダルではじまった今年のレース。 でもその一方で、David Millarのように、ドーピングで2年間レース不参加だった選手が、戻ってきてレースに参加しています。
このような過酷なレースの競争相手というのは、一緒にレースを争う人達の中にではなく、自分の心の中やレース以外で自分周りにいる人達の中にいるのかもしれません。
そんなこんなを克服して、レースに参加している選手には、今年も頑張って声援送りましょ♥






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