アメリカは、様々な民族、宗教の人達が集まる国。 ここで、暮らしていると様々な宗教や文化の中で育った人達と出会える半面、知らないがゆえに気をつけなければいけないことも沢山あります。その第一は、宗教的な理由からタブーとされている食べ物。
ここでは、いろいろな宗教でタブーとされている食べ物についてまとめてみました。
この内容は、私が個人的に調べてまとめたものです。
記載内容等に誤りがあれば、遠慮なく、ご指摘ください。
参考:アメリカの文化・マナー・常識
宗教 | 牛 | 豚 | 羊 | 馬 | 兎 | 魚 | その他 |
ユダヤ教 | ○ | × | ○ | 馬 | × | △ | ・反芻し、ひづめが割れているものは可 よってラクダも可 ・魚は、ひれと鱗のあるものは可 ・甲殻類は不可 |
イスラム教 | ○ | × | ○ | 馬 | × | △ | ・肉を食べる動物は不可 ・爪で餌をとる鳥は不可 ・魚は、ひれと鱗のあるものは可 ・甲殻類は不可 |
ヒンドゥー教 | × | 豚 | 羊 | 馬 | 兎 | 魚 | ・不可 蹄の分かれていない動物 猛禽類、水かきのある鳥 ニンニク、玉ねぎのような香りの強いもの。 |
♣ タブーな食べ物 その2
こちらは、あるいは神聖なものとされているもの。
国・民族 | その他 |
ヨーロッパ | 馬:× 犬:× |
中国・韓国・ベトナム | 犬:○ |
中国・フランス | カエル:○ |
フィンランド | サケ: 聖なる魚 |
ドイツ | 鯉: クリスマスのときに食する魚 |
イタリア | うなぎ: クリスマスのときに食する魚 |
イラン | フナ: 正月の祝いの魚 |
常識の世界地図 | |
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21世紀研究会
文芸春秋 2001-09 |